高校軟式野球 直江津中等 24日に全国県予選 県1位突破目指す 

 高校軟式野球の全国選手権新潟大会が24日、南魚沼市のべーマガスタジアムで行われる。直江津中等、津南・松之山、新潟商の3チームが出場し、リーグ戦形式で北信越大会出場につながる優勝を争う。直江津中等は前川、松﨑の最上級生を軸に、県1位突破を目指す。

直江津中等軟式野球部メンバー

 春季大会では新潟商に0―1と敗戦。その悔しさがあり、後期3年生は夏の大会まで残った。攻撃は足やバントを絡め、バリエーションが多彩。「打って打ってというよりは、何とかして1点を取る」と小林監督は話す。

 投手陣は左腕前川を軸に柳、松﨑、猪又と複数いて、安定している。目先を変えて、相手を抑え、ロースコアに持ち込む。前川は「コースを意識して打たせて取りたい」と意気込む。

 昨秋の北信越大会では長野1位の上田西を破って自信を付けた。今夏の目標も北信越を勝ち抜き全国大会出場だが、まずは県制覇を念頭に置く。松﨑は「後輩も遠慮せずに意見を言えるのがチームの特徴。春に勝てなかった新潟商を倒すのが第一」と目の前の戦いに全力を注ぐ。

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