どこまで〝リアル・ケンシロウ〟に近づくかが注目される大貫勇輔

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世界で累計発行部数1億部を超える伝説の人気漫画「北斗の拳」が初めてミュージカル化されることを先ごろ、各メディアが報じた。

記事によると、ミュージカルのタイトルは「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」。主人公・ケンシロウ役は俳優の大貫勇輔が演じ、12月の東京・日生劇場を皮切りに、22年には中国でも上演されることが決定。

ケンシロウの兄・トキ役は加藤和樹と小野田龍之介のWキャスト。原作でも人気の高いレイ役とジュウザ役は上原理生と伊礼彼方が回替わりで交互に務めるなど、キャストには名だたるミュージカル俳優が顔をそろえる。

大貫はドラマ「ルパンの娘」では深田恭子演じる主人公の、幼なじみの泥棒役でも話題を呼び、元体操選手の両親から受け継いだ抜群の身体能力を生かし、ケンシロウ役に挑戦。

大貫は今年の初めから、役作りのため週に2回、パーソナルトレーニングに通って肉体改造に着手。9キロ増量後に6キロ絞り、筋肉量だけで2キロ増やしたのだとか。公演に向け、「長く幅広く愛されている作品。プレッシャーもあるけど、認めてもらえるように演じたい」と意気込んでいるというのだ。

「実写版としては、1995年にハリウッド版の映画『北斗の拳 Fist of the North Star』が公開された。外国人俳優が並ぶ中、ヒロイン・ユリア役は俳優の仲村トオルの妻で女優の鷲尾いさ子が演じたが、あまりファンが感心を示さず、結局、話題にならず。それもあって、実写化は不可能な作品と思われていた、大貫が持ち前の身体能力と肉体改造でどこまで〝リアル・ケンシロウ〟に近づくのかが注目される」(出版業界関係者)

公開されたビジュアルを見るとかなり期待できそうだ。

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