五輪開会式 小山田圭吾〝幻の担当パート〟が話題「1回聴いてみたかった」

小山田圭吾

東京五輪の開会式が23日、午後8時から東京・国立競技場で始まった。

27年前に〝いじめ自慢〟インタビューが原因で開会式の楽曲担当を辞任したミュージシャン・小山田圭吾(52)のパート部分だ。

大会組織委員会によると、小山田が担当したのは冒頭4分。武藤敏郎事務総長は「小山田氏の楽曲は使用しない。(担当)チームも『ここで楽曲を替えるのは大変難しい』と言っていた」と説明していた。

その冒頭では、幾何学模様のライトが照らし出す中、アスリート役の男性が不安や焦りからそれを乗り越える姿をメッセージとして表現。BGMには穏やかな楽曲が流れていた。

その後、森山未來が登場し、来場者の黙とうに移ったが、小山田のパートは先のアスリートの場面だったのか、森山の場面だったのか…。

ネット上には「〝小山田バージョン〟も1回聴きたかった」との声が相次いでいた。

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