中日・与田監督 前半戦の選手入れ替えの少なさに「別に少なかったとは思っていない」

中日・与田監督

後半戦への逆襲へ向けて中日・与田剛監督(55)が早速、動いた。

23日のバンテリンドームでの全体練習に、前半戦まで二軍降格していた松葉、石橋が合流。これについて指揮官は「こちら(一軍)で様子を見る。根尾と高松は今日の練習が終わってから24日から向こうに移動させてあっちの試合(鳴尾浜での二軍・阪神戦)に出そうかなと思っている。一軍で根尾はまだ遊撃で使ってないが、ファームで少しずつやらせていきながら。一軍では外野手として非常に貢献してくれている。だから二軍の方でちょっと期間中にやってみてもいい。根尾に限らずこっちにいる選手も、他の選手もそうだしね」。後半戦が再開するまで待つことなく、早速、一、二軍の垣根を取っ払い、多くの選手の状態を見極めるつもりだ。

しかし、前半戦は12球団でもかなり少ない一、二軍の入れ替えに終わったことには「別に少なかったとは思っていない。一、二軍で常に話をしていきながら、上げようかなと思ったらけがだったりとかね。そういうタイミングもあったので。特に少ないとかは思っていない」と説明した。

それでも今後は入れ替えが活発化していきそうだが、指揮官は「多くするっていうことを言っているわけではない。結局、何かを変えていこうと思ったら、できない選手は替えなきゃいけない。結果的にそれが多くなるのかもしれないけどね。単純に前半に少なかったから後半多くしますよっていうことじゃない」と話した。

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