女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)が最終聖火ランナーを務めた、23日の東京五輪開会式について韓国メディアはネガティブな報道が多かった。
「国民日報」は「開会式は無観客で行われただけでなく、悪いプログラムと選手団の入場規模縮小で祭りの雰囲気が存続しなかった」とし「主催側は照明を活用することでスタンドに人がいるかのように演出しようとしたが、限界を克服できなかった。新型コロナウイルスを克服しようとしたが、規模も小さく、時間も短く、大きな感動を込めて出すには限界があった」と報じていた。
また、日本では新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることへの懸念と開催可否をめぐる議論があると指摘。五輪関連の感染者は100人超とし、猛暑の中での競技も不安材料で女子アーチェリーのロシア選手が失神したという。
またフランス人記者がツイッターに「MPC(メインプレスセンター)バーガー。ゴムのような肉、冷たいパンなどが1600円」と書き込んだことなどを伝えている。
また韓国メディアの「KBSニュースは「大会関連の感染者が続出して規制の抜け穴が多く、オリンピック完走への懸念が大きい」と途中で中止になる可能性があると指摘し、別のメディアは「開始と終了を知ることができない新型コロナウイルスのように、今回の大会の運命を推測しにくく混沌の始まりだった」と報道していた。