【バドミントン・混合ダブルス】渡辺、東野組が苦戦しながら初戦に勝利

逆転勝ちした渡辺(左)と東野(ロイター)

東京五輪バドミントン混合ダブルス1次リーグC組で、世界ランキング5位の渡辺勇大(24)、東野有紗(24)組(ともに日本ユニシス)が24日、苦戦しながらも初戦に勝利した。

3月の全英オープンを3年ぶりに制するなど、メダル候補の渡辺、東野組は世界ランク17位のマシアス・クリスティアンセン、アレクサンラ・ボイエ組(デンマーク)と対戦。しかし初戦の緊張と重圧からか動きの硬さなどもあり、接戦の末に1ゲーム目を20―22で落とすも、続く第2、第3ゲームは底力を発揮。21―11、21―15と連取し、逆転勝ちとなった。

試合後、渡辺は「タフなゲームになることはわかっていた。1ゲーム目は落としたが、心を折れずにできた。少なからず緊張はあったが勝って気分が楽になった」と語り、東野も「一戦一戦ふたりで楽しんでいきたい」と口にした。日本勢の先陣を切る中で手応えを感じる白星スタートとなった。

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