【高校野球・神奈川大会】慶応、5回コールドで横浜清陵下す

【慶応-横浜清陵】

 高校野球の第103回全国選手権神奈川大会は24日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝が行われ、2018年以来の甲子園を目指す慶応が横浜清陵を15─3の五回コールドで下し、ベスト4進出を決めた。

 慶応は初回に小堀政泰(3年)の2ランなどで3点を先制。二回も敵失などを絡めて加点し、三回は今泉将(3年)の3点本塁打など打者10人で6点を奪い、突き放した。

 創部初の8強入りを果たし、今大会躍進してきた横浜清陵も意地を見せた。6点ビハインドの三回に5安打を集めて一時3点差に詰め寄った。しかし、救援した慶応のエース前田晃宏(3年)に封じ込られた。

 慶応の森林貴彦監督は「野球は怖いと思った試合だった。自分が緊張していたが、選手たちが試合を重ねて成長してくれている」と振り返った。

 慶応は26日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われる準決勝で横浜創学館と対戦する。

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