林で「オニフスベ」発見 上越市四辻町の江平正利さん

 上越市四辻町の飯田川沿いの林に、サッカーボール大の白く丸いキノコがあるのを、同所の江平正利さん(68)が発見した。上越教育大自然系コースの谷友和准教授によると「大きさと表面のひびの入り方から、オニフスベでほぼ間違いない」という。

直径20センチのオニフスベと、それを発見した江平さん

 オニフスベは竹やぶや雑木林などで見つかりやすく、大きい物は直径60センチまで育つとされる。「フスベ」はこぶ、いぼ、ほくろなどの意味がある。「幼菌」と呼ばれるわずかな期間のみ、食用にもなるという。

 江平さんはたまたま通りかかった際、オニフスベを発見。「変わった形で驚いた」と話していた。

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