サンドバルがノーヒッター逃すも快投 大谷は二塁打2本

【エンゼルス2-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルが自己最多の13奪三振を記録し、9回裏一死までノーヒッターを継続する快投を披露。ブレント・ルーカーに二塁打を浴びて快挙達成を逃し、二死2塁となったところで降板を命じられてキャリア初完投と初完封も逃したうえに、クローザーのライセル・イグレシアスがジョシュ・ドナルドソンにタイムリー二塁打を浴びたため、1失点が記録されたが、見事なピッチングでチームの勝利に大きく貢献した。

1回表にホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打などで2点を先制してもらったサンドバルは、立ち上がりから安定したピッチングを披露。8回までに許した走者は四球1つ、死球2つ、エラー1つによる4人だけで、ノーヒッターの快挙達成が期待された。残念ながら9回裏一死から今日3三振のルーカーにライトへの二塁打を浴び、快挙達成はならなかったものの、間違いなくキャリア最高のピッチング。エンゼルスはサンドバルの好投により2対1で接戦を制し、借金を1に減らした。

前日の試合を欠場した大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場して二塁打2本を放ち、4打数2安打の活躍。1回表の第1打席でセンターへのの二塁打を放って先制のホームを踏み、3回表の第2打席は空振り三振、6回表の第3打席はアンドレルトン・シモンズの美技に阻まれてショートゴロに倒れたものの、8回表の第4打席でライトへの痛烈な二塁打を放った。後半戦2度目のマルチ安打で今季の打率は.274、OPSは1.033に上昇。休養日がいい方向に作用したようだ。

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