カッブ好投でエンゼルス5割復帰 大谷2敬遠含む3四球

【オリオールズ1-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のアレックス・カッブが8回途中まで112球を投げて被安打4、奪三振6、与四球1、失点1という見事なピッチングを披露。2番手スティーブ・シーシェック、3番手ライセル・イグレシアスとつなぎ、オリオールズを4対1で破って勝率5割復帰を果たした。好投したカッブは6勝目(3敗)、イグレシアスは16セーブ目を記録。オリオールズ先発のホルヘ・ロペスが5回途中7安打4失点で今季11敗目(2勝)を喫した。

エンゼルスは1回裏に無死満塁のチャンスを迎え、ジャレッド・ウォルシュのタイムリーなどで2点を先制。2回裏にはフアン・ラガレスがタイムリー二塁打を放ち、リードを3点に広げた。カッブは3回表無死1・3塁のピンチをパット・バライカのサードゴロの間に失った1点のみに抑え、今季最長の7回2/3を投げる快投。5回裏二死2塁からフィル・ゴスリンのタイムリーで4点目を奪い、そのまま4対1でオリオールズを破った。

定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は、1回裏無死1塁から四球を選んで出塁し、ゴスリンのファーストゴロの間に2点目のホームイン。2回裏二死3塁で迎えた第2打席は敬遠され、5回裏の先頭打者として迎えた第3打席はセカンドゴロに倒れた。6回裏二死3塁で迎えた第4打席はこの試合2度目の申告敬遠で歩かされ、8回裏一死走者なしの第5打席はライトフライ。勝負を避けられて2打数0安打3四球に終わり、今季の打率は.278、OPSは1.067に下がったが、出塁率は.367にアップしている。

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