【U―24】主将・吉田麻也 メキシコへの “Wリベンジ” 成功「意識する部分は強かった」

快勝にDF吉田(左)はこの笑顔(ロイター)

東京五輪サッカー男子代表の吉田麻也主将(32=サンプドリア)が、25日のメキシコ戦(埼スタ)の勝利で〝リベンジ〟に成功した。

前回、オーバーエージで出場した2012年ロンドン五輪では、準決勝でメキシコに敗れた。A代表でも直近の対戦(昨年11月)で0―2の敗戦。吉田は「この試合が大事だとみんなが分かっていたので、全て出し切るつもりでやろうというふうに言っていた。それにメキシコにずっと負けてるんで、そこでも意識する部分は強かったんで、今日は勝ててよかった」と振り返った。

とはいえ、1次リーグ突破が決まったわけではない。1次リーグ最終戦のフランス戦(28日、日産)に負ければ、敗退の可能性もある。それだけに吉田は「次のフランス戦には、もうひとつギアを上げていきたいと思う」と気持ちを引き締めた。

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