1992年バルセロナ五輪女子200メートル平泳ぎ金メダルの岩崎恭子氏が、まさかの結果に終わった瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)に愛のムチだ。金メダル獲得が期待されていた男子400メートル個人メドレーでは予選9位に終わり、決勝進出を逃した。「余力を残して戦える選手ではあると思うが、決勝に残らなければどうにもならない」と指摘した。
ただ、まだ瀬戸は2種目(200メートル個人メドレー&バタフライ)を残している。「高地トレーニングを終えてから短い間で平地に戻ってきた。なので、ちょっと力が出るまでに少し時間がかかったと思うので、残りの2種目はいいんじゃないかな」と巻き返しに期待を寄せた。
女子400メートルリレーに出場し、無念の予選敗退に終わった池江璃花子(21=ルネサンス)については「本当に競技に戻ってきて、五輪にも出れたというところは多くの人に元気を与えてくれる存在だと思う。彼女はいつも奇跡を起こしてくる」と褒めたたえた。
残りのレースに向けては「400メートルメドレーリレーは泳ぐと思う。そこで今出せる力を出してくれたら」とエールを送った。