13歳の西矢椛がスケボーV 岩崎恭子超え最年少金メダル「それがうれしいです」

ガッツポーズを決める西矢椛

東京五輪の新競技スケートボード女子ストリート決勝(26日、有明アーバンパーク)で日本選手史上最年少(13歳11か月)の西矢椛(ムラサキスポーツ)が金メダルを獲得した。

2007年8月30日生まれの西矢は、ランで3・02、2・91と伸び悩むも、ベストトリックの4回目に4・15、5回目に4・66をマークしてトップに立ち、7回目に3・43と計15・26をマークして見事に優勝を果たした。

西矢は「金メダル? うれしいです」とし「途中まで勝てないと思ってたけど、周りの人に『行けるよ』と言われて乗れてうれしかったです。緊張? 最初はあったけど、後半は(普通に)できたと思います。他の選手も応援してくれて、最後まで諦めないでできた」とコメントした。

1992年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した岩崎恭子の14歳6日を抜き、日本選手の最年少メダリストとなった。西矢は「最新(最年少)記録だと思うんですよ。それがうれしいです」とし、今後に向けて「世界で知らない人がいないくらい有名なスケーターになりたいです」と笑顔で話していた。

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