トヨタ アルファードやヴォクシーといった大人気車種の生産が一旦停止となると発表された。最大の要因は新型コロナウィルスの影響により、部品を生産する海外の工場が停止されてことではあるが、今まさに納車待ち、あるいはこれから購入を考えていた方にとっては大打撃となることだろう。一体どの車種に、どんな影響が出るのだろうか!?
アルファードやヴォクシーなど人気ミニバンが軒並み生産調整へ
2021年7月16日、トヨタは7月29日〜8月4日までの計5日間にわたって生産拠点であるトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)において、生産稼働調整を行うと発表した。
具体的にはアルファードやヴェルファイア、そしてノアにヴォクシー、さらにはエスクァイアといった大型ミニバンは軒並み生産を中止されるのだった。
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アルファードの納車期間が長期化! 最大で半年かかるケースも
アルファードに限って言えば、通常ガソリン車であれば2ヶ月、ハイブリッドモデルの場合3ヶ月程度納車まで時間がかかる。そして最上級グレードに関しては最長で4ヶ月程度の時間を要するというが、今回の生産調整によってより納車までの期間が長引きそうだ。
都内近郊のトヨタディーラーによれば「通常アルファードであれば長くとも4ヶ月程度の納車であるが、今回の生産調整によって半年程度納車までかかる可能性もある」という。これは購入検討者にとっては、かなり大きな問題といえよう。
トヨタは6月にも今回とは別の工場を稼働停止させるなど、国産メーカーのなかでもかなり大きな問題に直面している状況である。それだけに今後納車までの時間を短縮する術に期待したい。