今春のGⅠ皐月賞、日本ダービーで3着し、秋は仏GⅠ凱旋門賞(10月3日=パリロンシャン芝2400メートル)への登録をしているステラヴェローチェ(牡3・須貝)が、今秋に関して海外遠征を見送り、国内のレースに専念することが分かった。27日、函館競馬場で須貝調教師が明らかにした。
今後はGⅡ神戸新聞杯(9月26日=中京芝2200メートル)で戦列復帰し、そこでの内容を踏まえてGⅠ菊花賞(10月24日=阪神芝内3000メートル)に出走するか判断される。
須貝調教師の話「フランスには行かないで国内に専念します。神戸新聞杯から、競馬の内容次第で菊花賞を考えています。世界中がコロナ禍だし、検疫などいつもとは違うので、リスクを背負うことはないと判断しました。今後は様子を見て帰厩時期を決めますが(現在は北海道安平町のノーザンファームで放牧中)、先日見たけど背も高くなっていい感じに成長しています。皐月賞、ダービーと力は見せているので、期待したいと思います」。