13歳・西矢椛が金メダル一夜明け会見で新たな〝名言〟「今のところは一番いい思い出です」

金メダルを手に笑顔の西矢椛(代表撮影)

東京五輪のスケートボード女子ストリートで日本選手史上最年少(13歳10か月26日)で金メダルに輝いた西矢椛(ムラサキスポーツ)が27日、都内で行われたメダリスト会見に出席し、新たな〝名言〟を口にした。

1992年バルセロナ五輪競泳女子200メートル平泳ぎで、当時14歳6日で金メダリストとなった岩崎恭子の記録を抜く日本五輪史に残る快挙に「やっぱり優勝できてうれしかった。うれしすぎて涙がこみ上げてきました」と改めて価値の大きさを実感した。

その岩崎はレース後に「今まで生きてた中で、一番幸せです」との言葉で喜びを表現した。それを意識してか、最年少での金メダル獲得をどう表現するか問われると「まだ一番か分からないけど、今のところは一番いい思い出です」と素直な言葉でその心境を吐露した。

岩崎の言葉は30年近くたった今でも多くの人の心に響く名言となったが、果たして〝元祖〟を超える影響力を発揮することができるかだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社