夏の限定メニュー「くじら汁」提供 上越の夏の味 今年も 古民家カフェ・平左衛門

 上越市横畑の古民家カフェ「平左衛門」は、夏の限定メニューとして上越の夏の味「くじら汁」を提供している。

 昨夏に続いての提供。上越の郷土料理をまとめた『レシピ遺産 春~夏』(信田紘基監修、護コンサルティング)掲載のレシピに基づいている。昨年はミンククジラを使っていたが、今年はナガスクジラを使用し、より昔ながらの味になった。桑取産のユウガオに、3年熟成みその力強いうま味が染み込む。

くじら汁に、はさかけ米のご飯、漬物、副菜が付く「くわどり定食」

 同店を運営するかみえちご山里ファン倶楽部の松川菜々子さんは「昨年に大人気で、今年は春からリクエストがあった。リピーターも多い」と話す。

 くじら汁は単品700円(税込み)。はさかけ米や地元食材の副菜などが付く「くわどり定食」は1300円(同)。ユウガオのシロップ漬けを使用した「山のフルーツポンチ」(税込み450円)も期間限定で提供している。9月までの提供予定。

 営業時間は金、土、日曜と祝日の午前11時から午後4時まで。問い合わせは同店(電080・6558・1728)へ。

© 株式会社上越タイムス社