キャッチコピー意見交換 椎葉で「みらい会議」

椎葉村第6次長期総合計画のキャッチコピーのアイデアを出し合った椎葉みらい会議

 椎葉村第6次長期総合計画のキャッチコピーを考える「椎葉みらい会議」は22日、同村交流拠点施設Katerie(カテリエ)であった。村民22人が参加。村づくりの指針や村の未来を表すキャッチコピーのアイデアを出し合った。
 同村は2022~31年の10年間、行政や住民の指針となる同計画の策定を進めている。会議は、環境と社会、経済の三つの分野で将来的にどんな村を目指すのか、住民の意見を反映させるために行った。
 ワークショップ形式で行い、参加者はSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標の中で、一番興味があるものを選択。同じ目標を選んだ人同士で、村に当てはめるとどんな課題があるか、解決のための方策など意見を出し合った。
 意見交換を踏まえ、参加者一人一人が、5年後、10年後の村の未来像を言い表すキャッチコピーを考え、紙に書いて披露。「先人の知恵を今に」「地域の誇りを未来につなぐ」など、約50のアイデアが出された。
 同会議は7月初旬にも2回実施。延べ参加者は約50人、キャッチコピーは100以上集まった。村地域振興課は「役場の課を横断した会議で住民から出されたコピーを絞り込み、総合計画に反映させたい」としている。

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