新型コロナ感染 過去最多で対策本部会議 妙高市 65歳以上のワクチン接種完了 

 妙高市は27日、市役所で新型コロナウイルス対策本部会議を開いた。1日の感染者数が過去最多となったことを受けて開いた。基本的な感染対策の徹底を市民に呼び掛けている。

妙高市役所コラボホールで開かれた会議

 同市では6月5日から7月21日まで感染確認がなかったが、22日以降、相次いで確認されている。

 会議で入村明市長は「全市を挙げて対応する。感染拡大を防がないといけない」と強調。早急に、部署ごとに具体的な対応を考え、行動するよう指示した。

 一方、新型コロナウイルスのワクチン接種で、妙高市は27日、集団・施設接種を希望した65歳以上の接種について、24日に完了したことを明らかにした。

 65歳以上は1万1793人。接種率は1回目が91・9%、2回目が89・3%となり、市の想定より高かった。

 集団接種は5月10日から行い、接種日時と会場を指定した方式を採った。

 現在は、57~64歳らの集団接種と12~18歳の個別接種を行っている。市健康保険課の今井一彦課長は医療スタッフの協力に感謝し、「引き続き計画的に進めていきたい」と話した。

© 株式会社上越タイムス社