新日本プロレス27日後楽園大会で、〝キング・オブ・ダークネス〟EVILがIWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟(38)に宣戦布告した。
EVILは25日東京ドーム大会のメイン終了後に鷹木を闇討ち。9月5日メットライフドーム大会での挑戦が決定した。新シリーズ開幕戦となったこの日は前哨戦ではディック東郷と組み鷹木、BUSHI組と激突した。 場外での鉄柵攻撃からフィッシャーマンズバスターを鷹木に浴びせていったEVILは、BUSHIに狙いを定めて勝負に出る。レフェリーの目を盗んで鷹木に背後から急所攻撃を浴びせると、最後は見せつけるかのように王者の眼前でEVIL(変型大外刈り)をさく裂させBUSHIを沈めてみせた。
試合後のリング上では「オイ、鷹木! テメーが持ってるから、そのベルトの価値が下がりに下がりまくってるんだよ、コノヤロー。いいかおい! この俺が新チャンピオンになって、ベルトの価値をあげてやるよ。よく、覚えとけ!」と大胆不敵に王者を挑発。「いいか、リング上がすべてだ。3(カウント)取った俺が正義だ」と勝ち誇った暗黒王が、IWGP世界のベルトとメットライフドームをダークネスに染め上げてしまうのか――。