【DDT】佐々木大輔が8・21富士通スタジアム川崎でユニバーサル王者・上野に挑戦

上野のベルトを奪った佐々木(右)

DDTの佐々木大輔(35)が8月21日神奈川・富士通スタジアム川崎大会でユニバーサル王者の上野勇希(25)に挑戦することが17日に決定した。

佐々木はこの日の新宿大会でタッグ戦で上野と激突。わずか3分59秒で急所攻撃からの佐々木式ウラカン・ラナを決めて王者から3カウントを奪ってみせた。

試合後のリング上では上野から、いい年をして急所攻撃に頼る人間性を非難されると同時に「正々堂々このベルトをかけてやりたいんですよ」と次期挑戦者に指名された。佐々木は「辞めといたほうがいいぞ。お前は(6月サイバーフェスで)ノアの清宮(海斗)選手に勝って、みんなからも期待されて、会社からも猛烈にプッシュされて、未来あるスターじゃないか。お前の実力はよく分かってる。…大したことないよな。俺みたいなロートルに負けて恥をかくだけだよな」と不敵発言を連発しつつ王座戦を受諾。「やるからには正々堂々やってやるよ」と高らかに宣言したが、佐々木の定義する「正々堂々」が世間一般のそれと乖離していることは周知の事実だけに、王座戦には早くも不穏な気配が充満している。

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