【競泳】19歳本多灯が200mバタフライで銀! 喜び爆発「必死に泳いだ」

銀メダルに輝いた本多灯(ロイター)

東京五輪競泳男子200メートルバタフライ決勝(28日、東京アクアティクスセンター)は本多灯(19=アリーナつきみ野SC)が1分53秒73で銀メダルを獲得した。

150メートルを4番手で折り返した本多はラスト50メートルで一気に順位を上げた。フィニッシュ直後、喜びを爆発させて「必死に泳いでいたので自分が何番か分からなかったんですけど、タッチしてゴール(電光掲示)板を見て『2位だ!』と。うれしくてガッツポーズしました」と振り返った。

予選は緊張、準決勝はプレッシャーを感じていたようだが、メダルがかかる大一番は「もう楽しむしかないな」と吹っ切れていたという。

同種目は山本貴司が2004年アテネ五輪で銀メダル、松田丈志が08年北京五輪、12年ロンドン五輪で銅、坂井聖人が16年リオ五輪で銀を手にしてきただけに「途切らせてはいけないというのはずっと思っていた」。さらに「金メダルは果たせなかったけど、(24年の)パリでは目指すのでいい勝負ができれば」と早くもリベンジを誓った。

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