【侍ジャパン】スタンド観戦のバッハ会長 5回2/3で帰路

始球式に登場したバッハ会長

東京五輪の野球オープニングラウンド初戦が28日、福島県営あづま球場(福島市)で行われ、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が試合前の始球式セレモニーに登場。その後、日本代表・侍ジャパンとドミニカ共和国の熱戦をスタンドで観戦した。

試合は先発の山本由伸投手(22=オリックス)、C・C・メルセデス投手(27=巨人)が好投。中盤まで0―0の均衡が続いたが、バッハ会長は6回裏の侍ジャパン攻撃中に席を立った。球場の通路で海外関係者から写真撮影を要求されると笑顔で応じ、5回二死の場面で球場を後にした。

なお、始球式には王貞治氏(81=ソフトバンク球団会長)、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)も参加した。

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