上越市立柿崎小の6年生46人と3年生36人はこのほど、柿崎区の上下浜海岸で地引き網漁を体験した。2カ所に仕掛けを設置し、魚の入った網をたぐり寄せた。
6年生と3年生は総合学習で地域について学んでおり、一緒に活動することが多く、同区の中央海岸で清掃活動も実施した。
今回は地元漁師の協力を得て、2カ所に網を設置。浜から100メートル以上先の沖に仕掛けられた網を機械である程度まで巻き上げると、児童が両端のロープを引っ張った。網にはマダイやキス、エソなどが掛かり、その姿が見えると児童から歓声が上がった。
地引き網を初めて体験した佐藤空君(6年)は「みんなと協力して引っ張れて楽しかった。捕れたタイは刺し身にして食べたい」と話していた。
揚がった魚は児童が持ち帰った他、学校に戻ってからは地元鮮魚店特製の浜汁が振る舞われた。