新潟県新発田市と五泉市の県立病院と学校で新型コロナウイルス感染患者、新発田南高等学校では臨時休業も

新潟県は28日、県立病院と複数の県立学校において新型コロナウイルス感染患者を確認したと公表した。

県立新発田病院では女性看護師1人の感染が確認。該当職員は22日から、発熱はなかったものの喉の痛みや頭痛といった症状が現れ、24日まで勤務しなかった。25日に一度出社したが、その後翌26日にも症状が現れたため仕事を休み病院に受診。27日に陽性が判明した。

現在、陽性だった職員との濃厚接触者は数人確認されており、看護体制を一部縮小して当分のあいだ、一部の診療科目で入院受け入れを調整するという。なお、外来診療については、通常の診療体制を継続する。

県立新発田南高等学校では女子生徒1人の感染が確認。症状や経過、濃厚接触者などについては現在新発田保健所で調査中であり、同校は28日から臨時休業に入っている。

県立五泉高等学校でも、新潟市在住の女子生徒1人の感染が確認された。保健所の検査で校内に濃厚接触者はおらず、また校内の消毒作業は終了したことから臨時休業は行わないという。

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