【侍ジャパン】稲葉采配に虎党ボヤキ… 青柳は梅野と「セット起用を」

結果の残せなかった青柳

東京五輪の野球オープニングラウンドの初戦ドミニカ共和国戦(28日、福島)に、侍ジャパンの2番手として0―0の7回から救援登板した青柳晃洋投手(27=阪神)は3本の長短打を浴び0回2/3を2失点。「(先発の)由伸がずっといいピッチングをしてくれたので、僕が打たれてしまい申し訳ないし情けない。いいボールを投げられる確率を高められるよう修正したい」と悔しさを押し殺しつつ、次戦でのリベンジを誓った。

青柳は今季ここまでセ・リーグトップの防御率1・79をマークし同2位の8勝を挙げるなど好調を持続。相手打者陣の目先を変えることができる希少な変則派右腕とあって国際舞台での活躍にも期待が集まっていたが、この日は結果を残すことができなかった。

今季の青柳の状態の良さを知る虎党たちも、同様にじくじたる思いをしているようだ。特に青柳のリードに長じた阪神の正捕手・梅野との「セット起用」を求める声はSNS上に多く「7回の場面は青柳を使うなら梅野も一緒に出してほしかった」「インサイドへの配球も含め梅野なら違った結果になっていたのでは」等のボヤキ節が噴出していた。

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