【テニス】世界1位・ジョコビッチが五輪8強入り 準々決勝で錦織と対戦

スペイン選手を破り8強入りを決めたジョコビッチ(ロイター)

28日の東京五輪男子シングルス3回戦(東京・有明テニスの森)で、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)が、アレハンドロ・ダビドビチフォキナ(スペイン)を6―3、6―1で下し、8強入り。ベスト4入りを懸けて錦織圭(31=日清食品)と準々決勝で対戦する。

ジョコビッチは今季、四大大会の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権を制して東京へと乗り込んできた。今大会と四大大会・全米オープン(8月30日開幕)に勝てば、年間ゴールデンスラムを達成。過去に1988年に女子のシュティフィ・グラフが成し遂げただけで、男子としては史上初という快挙へ着々と近づいている。

錦織との対戦成績は16勝2敗と圧倒。2014年の全米オープン準決勝で敗れてから15連勝中と〝カモ〟にしている。錦織は大記録へ突き進むジョコビッチを止めることができるのだろうか。

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