東京五輪の体操・男子個人総合決勝が２８日、有明体操競技場で行われ、体操ニッポンの若きエース・橋本大輝（１９＝順大）が最終演技の鉄棒で大逆転。８８・４６５点のハイスコアをマークし、五輪初出場で悲願の金メダルに輝いた。
橋本大輝のコメント「人生でうれしい瞬間って言葉でいい表せない。やっぱり団体のみんなで（表彰台に）上りたかったけど、今日はメンバーが応援してくれたので感謝の演技ができたと思っています。ここで涙を流してしまうと、今の状態に満足していること。チャンピオンは涙を流さず、常に前だけ見るっていう強い気持ちでいった。笑ってこの試合を楽しめたのが良かったと思います。（重さは）銀メダルと変わらないけど、今まで積み上げてきたものの重みはすごく感じました。また３か月後に世界選手権がある。今の状態に満足せず、もっと高みを目指していきたい」
