【Uー24】吉田麻也主将がイレブン引き締め「自分たちはまだ何もつかんでいない」

3連勝で決勝トーナメント進出を決めた森保ジャパン

東京五輪のサッカー男子日本代表のDF吉田麻也主将(32=サンプドリア)が、他競技の教訓を生かしている。

1次リーグ2連勝で28日のフランス戦(日産)を迎えるにあたって、吉田主将は「他の競技でもメダル確実と言われている選手が敗退したりしている。気を緩めず、自分たちはまだ何もつかんでいない」とイレブンに伝えて引き締めを図った。その効果もあり、選手たちは試合は最後まで勝ちにいく姿勢を貫いて4―0で快勝。全出場チーム唯一の3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

もちろん日本勢の奮闘からも刺激を受けている。「ほかの競技からいろいろな刺激を受けていて、昨日(27日)も(金メダルを獲得した)ソフトボールの上野選手だったり、今日も(初戦でサヨナラ勝ちした)野球の試合も昼に見た。僕も負けていられないと思う」。今度はサッカー勢が決勝トーナメントを勝ち上がって他競技へ刺激を与えていくつもりだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社