「五輪開催を批判したのならテレビを見る資格なし!」鈴木宗男氏が野党議員に怒りあらわ

鈴木宗男参院議員

「五輪開催を批判したのならテレビを見る資格なし!」と日本維新の会の鈴木宗男参院議員(73)29日、立憲民主党の蓮舫代表代行(53)を念頭に宗男節をさく裂させた。

政府は、神奈川・千葉・埼玉・大阪に緊急事態宣言を出す方針を固めて近く正式に決定する。期間は8月31日までで、すでに宣言が出ている東京都や沖縄県についても延長する見通しだ。

東京都は連日、新規感染者が過去最高を更新。東京五輪は新型コロナウイルス感染拡大を受けてこのまま続けるべきか、それとも中止の決断をするべきか。

本紙の取材に宗男氏は「平和の祭典オリンピックは、国民の安心、安全を考えた上でスタートしたわけですから、日本の底力として成功させる。コロナ感染拡大は努力して減らすしかありません」と話した。

この日、立憲民主党の枝野幸男代表(57)は国会内で開いた会見で、開催中の東京五輪について「中止すればかえって大きな混乱を招くと強く危惧している」と中止を求めない意向を示した。

これを受けて宗男氏はこう怒りをあらわにした。
「共産党や立憲民主党は、オリンピック開催に反対したわけですよ。五輪を反対したにもかかわらず、金メダルを取った人をほめたりしている輩がいますよ。腹立たしい限りですね」

この国会議員は誰のことを指したのか。五輪反対の立場だった立民の蓮舫氏がすぐに思い浮かぶ。五輪が始まり、金メダルラッシュになるや、手のひら返しで、選手を祝福。「五輪が開かれていなければ、金メダルも取れなかった」とネット上では蓮舫氏の〝五輪応援コメント〟は連日、炎上している。

宗男氏は「五輪に反対しといてね、そしてテレビで見ているはないでしょう。五輪に反対した以上、テレビを見るな!といいたい」と怒り心頭だった。

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