【バドミントン】準々決勝敗退のフクヒロペア「2人らしい試合ができた」

メダルに届かなかった(左から)福島と広田(ロイター)

複数メダルが期待されたバドミントン女子ダブルスで世界ランキング1位の福島由紀(28)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)は準々決勝(29日、武蔵の森総合スポーツプラザ)で中国ペアに1―2で敗れ、世界2位の永原和可那(25)、松本麻佑(25)組(北都銀行)は韓国ペアに逆転負けし、4強進出を果たせなかった。

6月の日本代表合宿中に右膝前十字靱帯を損傷し、ここまで強行出場してきた広田は「多くの人に支えられてこの舞台に立てたので感謝しています。最後の最後まで諦めずにやろうと思っていた」とし、福島は「痛かったと思うけど、よく頑張った。2人らしい試合ができて良かった」と振り返った。

バドミントンは男女とも全種目制覇が期待されていたが、男子シングルスで金メダル最有力だった桃田賢斗(NTT東日本)が1次リーグで敗退するなど、結果が出ていない。

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