【東京五輪】韓国メディアが選手村の環境に〝物言い〟「今度は〝洗濯物問題〟が発生した」

“物言い”がつけられた五輪選手村

開幕前から東京五輪ホームページの竹島(韓国名・独島)表記問題を巡って韓国サイドは、激しく撤回を求めるなど何かと〝物言い〟をしてきたが、大会期間中も黙ってはいられないようだ。

韓国紙「東亜日報」は「今度は〝洗濯物問題〟が発生した」と報じた。同紙は、海外選手がSNSに投稿した「戻ってくるのに5日かかる洗濯物もある」などのコメントを引用し、「各方面から選手村の設備の悪さが指摘されている」と指摘した。韓国選手団についても「韓国の女子ハンドボールチームも洗濯物の紛失を経験した。その際は大韓体育会の職員が洗濯物の倉庫を探して、なんとかユニホームを見つけた」と伝えた。

その上で2018年平昌五輪と08年北京五輪を引き合いに出し「平昌では選手が自由に洗濯ができるように、洗濯機や乾燥機がたくさん配備されていた。北京では200台の洗濯機と400台の乾燥機があり、毎日10万着以上を洗濯できた」とした。

また中継ミスにかこつけて東京五輪批判も起きた。同国紙「朝鮮日報」などによると、ホッケー女子のアルゼンチン―スペイン戦(28日)の中継中にゴキブリが映り込み、SNS上で動画が拡散しているという。時間にして数秒だが、試合を中継したアルゼンチンの放送局「Tyc Sports」は「見てください。ゴキブリがいます」と実況したという。

韓国のネット上は東京五輪の批判材料ととらえたようで「なぜゴキブリのお尻を見なければならないのか!」「ホッケーの試合はトイレで開催されているの?」「最低の五輪だ」「ゴキブリが五輪デビューした」などのコメントであふれているという。

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