ベロダイン・ライダーが自律ソリューションを構築するためのベラ開発キットを発表

新しいソフトウエアツールキットがライダーベースアプリケーションの開発を簡素化

米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR, VLDRW)は本日、新しいソフトウエア開発キットを発表しました。これは顧客がベロダインのライダー認知ソフトウエアであるベラ(Vella)の高度な機能を各社の自律ソリューションで活用できるようにするものです。ベラ開発キット(VDK)により、企業は最先端のライダー機能を自律走行車、先進運転支援システム(ADAS)、モバイル配達デバイス、産業ロボット、ドローンなどに導入する際に、市場投入期間を短縮できます。

VDKは、3Dライダーセンサーをアプリケーションに搭載するための時間と労力を削減することで、企業が自社の開発リソースをより効率的に活用できるようにします。VDKに含まれるベラの処理機能が、生の点群データをより記述的でより充実した情報にリアルタイムで変換します。自律システム開発者は、ライダー処理に関する深い知識や専門性がなくても、物体の分類、速度計測、意味的なシーン分割、障害物検出など、これらの高レベルの認知データを直接使用できます。

ベラの認知機能は、ベロダインが構築した膨大なデータセットでトレーニングした機械学習アルゴリズムによって支えられており、都市部の道路、幹線道路、歩道、倉庫など、幅広い運用設計分野で、今日の自律的移動を実現します。VDKは、自動車メーカー、アプリケーション開発者、Automated with Velodyne(ベロダインによる自動化)エコシステムからの意見を基に開発しました。

VDKは、ベロダインの最新のソリッドステート・ライダーセンサーであるベラレイH800(Velarray H800)とベラレイM1600(Velarray M1600)の独自の強力な機能を活用できるように設計されており、その他のセンサーもリリースごとに追加的にサポートしていきます。VDKは、最新ハードウエアのサポートやベラが提供する処理機能によってアップデートし続けていきますが、保守サブスクリプションが有効な顧客は、この先リリースするすべてのVDKを利用できます。

ベロダイン・ライダーのソフトウエア設計担当バイスプレジデントのVishal Jainは、次のように述べています。「ベラ開発キットは、センサーの試験および評価から、初期の概念実証の構築、完成したアプリケーションのデモまで、自律ソリューションの開発ライフサイクル全体を通じて、顧客をサポートします。VDKは、ベラが提供する一連の充実した認知機能を、開発者とインテグレーターに引き合わせることで、これまでとは違った世界の見え方ができるようにします。また開発者とインテグレーターは、ベロダインが世界におけるライダーソリューションの導入で発揮している一貫したリーダーシップに由来する最新の革新成果すべてを継続的に利用できます。VDKは、革命的なセンサーとソフトウエアを提供するベロダインの優れた能力を実証しており、これらにより企業は移動の安全を向上させるという進歩を通じて人々の生活を変える自律的ソリューションを開発できます。」

ベロダインは近々、2つのバージョンを追加して、ベラ開発キットを拡張する計画です。VDKライトは、最も必須の処理機能に減らした機能セットをより低価格で提供します。VDKエンタープライズは、最も要求が厳しい顧客アプリケーション向けに、設計カスタマイズ、新機能開発、サポートのフルサービスを提供します。

ベラ開発キットには現在、1年間のサポートとソフトウエアアップデートが含まれます。また追加のソフトウエアリリースやサービスを利用できる継続的保守のオプションもあります。VDKの購入をご希望の方は、ベロダインの営業担当(669.275.2526、sales@velodyne.com)までお問合わせください。

ベロダイン・ライダーについて

ベロダイン・ライダー(Nasdaq:VLDR、VLDRW)はリアルタイム・サラウンドビュー・ライダーセンサーを発明して、自律技術の新時代をもたらしました。ライダーの世界的大手ベロダインは、画期的なライダー技術の幅広いポートフォリオで定評があります。ベロダインの革命的なセンサーおよびソフトウエア・ソリューションは柔軟性、品質、性能を提供し、自律走行車、先進運転支援システム(ADAS)、ロボット工学、無人航空機(UAV)、スマートシティー、セキュリティーなどの幅広い産業のニーズに対応しています。ベロダインは絶えず革新を追求することで、あらゆる人々のために安全なモビリティーを推進し、生活と地域社会を変革することに力を注いでいます。詳細情報については、www.velodynelidar.comをご覧ください。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法の「セーフハーバー」条項の定義による「将来見通しに関する記述」が含まれます。これには過去の事実を除くすべての記述が含まれますが、それに限定されず、ベロダインの対象市場、新製品、開発努力、競争に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。本プレスリリースで、「推定する」、「予測される」、「期待する」、「予想する」、「予測する」、「計画する」、「意図する」、「考える」、「求める」、「かもしれない」、「するだろう」、「できる」、「すべきである」、「将来」、「提案する」といった言葉やその変化形、類似の表現(もしくはそうした言葉や表現の否定形)は、将来見通しに関する記述であることを特定するために使用されています。これらの将来見通しに関する記述は、将来の業績、状況、結果を保証するものではなく、多くの既知および未知のリスク、不確実性、仮定、その他の重要な要因を含んでおり、その多くはベロダインの管理が及ばないものであり、実際の結果または成果が将来見通しに関する記述で示されたものと大きく異なる場合があります。実際の結果または成果に影響を与え得る重要な要因として、政府によるライダーの規制や導入に関する不確実性、COVID-19パンデミックがベロダインおよびその顧客の事業に与える不確実な影響、ベロダインが成長を管理する能力、ベロダインが事業計画を実行する能力、ベロダインの顧客が製品を商品化する能力およびそれら製品の最終的な市場での受容に関する不確実性、ベロダイン製品が市場で受容される速度および程度、存在するもしくは利用可能になるかもしれないその他のライダーおよびセンサー関連の競合製品や競合サービスの成功、ベロダインの現在の訴訟やベロダインが関与する可能性のある訴訟、もしくはベロダインの知的財産権の有効性と強制力に関する不確実性、ベロダインの製品およびサービスへの需要に影響を与える一般的な経済および市場の状況などがあります。ベロダインの事業に関連するリスクと不確実性の詳細情報については、ベロダインのSECへの提出書類の「経営陣による財政状態と経営成績についての考察と分析」および「リスク要因」のセクションを参照してください。これにはフォーム10-Kの年次報告書およびフォーム10-Qの四半期報告書が含まれますが、これらに限定されません。このプレスリリースのすべての将来見通しに関する記述は、このプレスリリースの日付の時点でベロダインが入手できる情報に基づいており、ベロダインは新たな情報、将来の出来事、あるいはその他の理由にかかわらず、法律で義務付けられた場合を除き、将来見通しに関する記述を更新または改定する義務を一切負いません。

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