【横浜市長選】立民神奈川県連が定期大会 推薦の山中氏「勝利分かち合いたい」

横浜市長選と次期衆院選に向けて結束を確認した立憲民主党県連の定期大会=横浜市内

 立憲民主党神奈川県連は30日、定期大会を横浜市内で開き、秋までに行われる衆院選と、任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)での推薦候補の勝利に向け、結束を確認した。

 所属する国会、地方議員ら約90人が出席。阿部知子代表(衆院12区)は横浜市長選と衆院選を見据え「市長を生み出すことが国政に大きな影響を及ぼす。心を合わせて勝利を勝ち取ろう」と呼び掛けた。

 横浜市長選を重点選挙に位置付けて総力を結集するとともに、次期衆院選に向けた体制強化を急ぐことを盛り込んだ活動方針案などを承認した。

 同党推薦で市長選に立候補予定の元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)も登壇し、「何としても勝利を分かち合いたい。(投開票まで)1カ月を切ったが、精いっぱい頑張りたい」などと支援を訴えた。

 大会終了後、記者団の取材に応じた青柳陽一郎幹事長(6区)は「菅(義偉)首相のお膝元の市長選で勝利し、その勢いを衆院選につなげて政権交代を目指す」と強調した。

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