【侍ジャパン】坂本が執念の本塁ヘッスラ! 3回に日本が勝ち越し

スリーランの山田哲人を迎える坂本勇人(右)

侍ジャパンのオープニングラウンドA組第2戦メキシコ戦(31日、横浜)で、頼れる男が躍動した。

開幕戦のドミニカ共和国戦(28日、福島)でサヨナラ打を放った坂本は「2番・遊撃」で出場。同点の3回、第2打席でメキシコ先発・オラマスの初球を左翼線への二塁打とすると、鈴木誠の犠飛で三塁に進んだ。

一死一、三塁で浅村の打球は当たり損ねの投ゴロ。だが坂本は迷わずスタートを切ると頭からホームに突っ込んだ。

坂本の勢いにボールをジャッグルしたオラマスは一塁へ送球。「(自分が)打つ打たないじゃなくチームが勝てばいい」と話す坂本が、足で日本に貴重な勝ち越し点をもたらした。

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