老朽化に伴い、新橋への架け替え工事が行われていた妙高市坂口新田の国道18号「妙高大橋」がこのほど完成し、3日午後2時から新橋が開通する。
同橋りょうは昭和47年に建設し約50年が経過。平成21年12月にはPCケーブルの損傷が発見されるなど、応急対策を施してきたが、恒久的な安全を確保するため同24年度の新橋への架け替えが事業化、25年度に着工した。
国道18号は災害発生に伴う避難・救助、物資供給など応急活動、緊急車両の通行を確保する重要幹線道路である「第一次緊急輸送道路」に位置付けられている。
今回の新「妙高大橋」の開通で、国道交通省北陸地方整備局高高田河川国道事務所は「上信越自動車道とのダブルネットワーク化による道路ネットワークの強化を図り、常に安定的な交通を確保する」整備効果があるとしている。