【東京五輪】バドミントン渡辺 東野一夜明け会見 絆の強さ改めて

一夜明け会見に臨んだ渡辺勇大(右)と東野有紗

東京五輪のバドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大(24)、東野有紗(24=ともに日本ユニシス)が31日、都内で行われた一夜明け会見で絆の強さを見せた。

3位決定戦で香港の鄧俊文、謝影雪組を2―0で下し同競技で日本勢初の表彰台を勝ち取った2人は「いろんな方々からのメッセージをいただいて実感がわき始めているところです」(渡辺)、「素直にうれしい。たくさんの方々からの連絡やメッセージで徐々に実感がわいています」(東野)と喜びを口にした。

渡辺が「相思相愛」、東野も「運命の人」というほどお互い厚い信頼で結ばれている。富岡第一中(福島県)からペアを組んで約10年で連係を高め、たどり着いた快挙に渡辺は「10年たってやっと僕らのスタイルが確立されつつあるのかなと思うが、まだまだ僕らは成長できる。2人で支え合って頑張っていきたい」と今後のさらなる飛躍を誓った。

一方、8月1日に誕生日を迎える東野にプレゼントを考えているかを問われた渡辺は「まだ決めていない。僕はサプライズはあまり得意じゃないから(何がいいか)聞いて、あまり高くないものを」と照れ笑い。ほのぼのとした場面からも、2人の絆をうかがわせた。

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