知らないと損をする英会話術85:新体操、走り幅跳び、平泳ぎ?おなじみのオリンピック種目、英語でなんて言う?

現在開催中の東京オリンピック!さまざまな思いや不安が交錯する中、アスリートの熱戦が繰り広げられています。新体操、走り幅跳び、水泳の各種泳ぎ方、体操の各種目など、オリンピックの競技名を英語で言えますか?

(C) StreetVJ / Shutterstock.com

異例だらけの東京オリンピック

新型コロナによるパンデミックのため1年延期され、さらには猛暑の中 、無観客で進められるなど、とにかく前例のないことばかりのオリンピックとなった東京五輪。新型コロナの感染再拡大など、さらなる不安はありますが、人生をかけてすべてを出し切るアスリートたちの熱戦に心を動かされている人も多いかと思います。

オリンピックでおなじみの各競技、みなさんはどのくらい英語で言えますか?

ソフトボール、バレーボール、マラソン、サイクリングなどカタカナの競技は英語での呼び方も簡単に予想ができます。では、平泳ぎ、背泳ぎは?走り幅跳び、走り高跳びなどの陸上競技は?平行棒、床などの体操種目、また新体操は?

体操関連の種目名

(C) A.RICARDO / Shutterstock.com

橋本大輝選手の個人総合優勝への大逆転劇が世界中で注目された東京オリンピック男子体操ですが、まずは体操の各種目を見ていきましょう。

まず体操は Gymnastics (ジムナスティックス)と呼ばれ、体操競技 artistic gymnastics(アーティスティック ジムナスティック)、新体操 rhythmic gymnastics (リズミック ジムナスティック)、そしてトランポリン trampolineの3種類に分けられます。ただし、Gymnasticsだけ言えば、たいてい体操競技(器械体操)をほとんどの人が思い浮かべます。トランポリンは2000年からオリンピック競技となっています。

体操競技の各種目の英語名はこちら!

床 floor exercise

鉄棒 horizontal bar (high bar)

平行棒 parallel bars

段違い平行棒 uneven bars

鞍馬 pommel horse

跳馬 vault

つり輪 still rings

平均台 balance beam

水泳の種目名

過去には、平泳ぎの北島康介選手、岩崎恭子選手など、思い出深い金メダルも日本は多く獲得している水泳の各種目の英語名をみていきましょう!

クロール freestyle

平泳ぎ breaststroke

背泳ぎ backstroke

バタフライ butterfly

個人メドレー individual medley

クロールは、front crawl (フロントクロール)から来ているカタカナ語ですが、オリンピックの種目としてはfreestyle が正しい名称です。

陸上競技の種目名

(C) Shahjehan / Shutterstock.com

各オリンピックのスーパースターと言えば100m走!カール・ルイス、フローレンス・ジョイナー、ウサイン・ボルトなど世代によって印象深い選手は変わってくるかもしれませんね。ちなみに100m走は、英語では100m (One hundred meters)でOK,「メートル」ではなく「ミーターズ」と発音します。

走り幅跳び long jump

走り高跳び high jump

棒高跳び pole vault

やり投げ javelin throw

予選、表彰台、メダルの授賞式などオリンピック関連の英語

(C) photoyh / Shutterstock.com

陸上の100m走などの短距離走、また水泳のように予選がある種目も多くあります。予選はheat(ヒート)が使われることを覚えておきましょう。

例)He won the first heat.

彼は一次予選を通過した。

100m Round 1 heat 4.

100m走、第一ラウンド、第4組。

Heatというと、熱や熱さを一番に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、予選の組み分けでHeatが使われることもあります。

また、表彰式 awarding ceremony、 表彰台 winner’s podium などもオリンピックならではの語彙なので、ぜひチェックしましょう。

大活躍の日本勢に期待!

開催ぎりぎりまで賛否両論あったオリンピックでしたが、連日大活躍の日本勢から目が離せません。筆者もイギリスから生中継で楽しく応援しています。世界中の人がリアルタイムで、テレビやネット越しにトップアスリートのパフォーマンスを観戦できるのは、やはり4年に一度のオリンピックだからこそ!世界をつなぐオリンピックのすばらしさを今一度忘れずに、おうちで観戦することもまた私たちの役割なのかもしれませんね。

[All Photos by Shutterstock.com]

© 株式会社オンエア