バリア好投でエンゼルス完封勝利 大谷が決勝タイムリー

【アスレチックス0-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のハイメ・バリアが7回途中まで95球を投げて被安打4、奪三振3、与四球1、失点0という安定したピッチングを披露。バリアの降板後はスティーブ・シーシェック、ホゼ・キハーダ、ライセル・イグレシアスとつなぎ、3回裏に大谷翔平のタイムリー二塁打で奪った1点を守り抜いた。バリアは7回4安打2失点で今季初勝利をマークした前回登板に続く好投で2勝目(0敗)。エンゼルスは対アスレチックスの連敗を7で止め、勝率5割復帰を果たした。

アスレチックスに対して3試合連続で完封負けを喫し、29イニング連続無得点となっていたエンゼルスだが、3回裏にマット・サイスとデービッド・フレッチャーのヒットで一死1・2塁のチャンスを作り、大谷が右中間へのタイムリー二塁打を放って先制。後続が倒れ、1点しか奪えなかったものの、バリアら4投手の完封リレーで接戦を制した。2番手シーシェックは7回表二死満塁の場面で登板し、見事にピンチを脱出。抑えのイグレシアスが4アウト・セーブを記録するなど、先発のバリアだけでなく、リリーフ陣の頑張りも光った。

大谷は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、空振り三振、右中間への先制タイムリー二塁打、空振り三振、空振り三振で4打数1安打1打点。1試合で3個以上の三振を喫するのは今季11度目となったが、3回裏の第2打席で貴重なタイムリーを放ち、チームを勝利に導いた。今季の打率は.278、OPSは1.051となり、打点トップのブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ/83打点)に1打点差に迫っている。

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