1日、JRA(日本中央競馬会)は2021年度の秋季番組を発表。当初のアナウンス通り、東京スポーツ杯2歳ステークス(11月20日、東京芝1800メートル)はGⅢ→GⅡに昇格して施行されることが決定した。
東スポ杯2歳Sは19年コントレイル、20年ダノンザキッドと近2年の勝ち馬がその後GⅠを制覇。それ以前からも、ダービーと同じ東京コースということで、クラシックの有力2歳馬が集結する豪華マッチとして定着している。今回の昇格でその〝実〟に〝名〟が追いついた形だ。
このほか、ジャパンカップ(11月28日)への外国馬誘致のため、帯同馬の出走機会を確保する目的で、同週のシャングリラS(11月27日=3歳以上3勝クラス、ダート1400メートル)など、条件戦の4競走が新たに国際競走として実施されることが決定した。
また、有馬記念(12月26日)の枠順は、例年通りレース週の木曜(23日)に公開抽選(テレビ生中継あり)により決定することも併せて決まった(詳細はJRAホームページを参照)。