ラヴズオンリーユーが函館競馬場に入厩 22日GⅡ札幌記念に出走予定

函館競馬場入りしたラヴズオンリーユー(撮影・立川敬太)

4月の香GⅠクイーンエリザベス2世Cの勝ち馬で、GⅡ札幌記念(8月22日=札幌芝2000メートル)への出走を予定しているラヴズオンリーユー(牝5・矢作)が1日、放牧先のノーザンファーム(北海道安平町)から函館競馬場に入厩した。札幌記念では川田とコンビを組み、秋には米GⅠブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(11月6日=デルマー芝2200メートル)を本線に米国遠征し、その後は香GⅠ香港カップ(12月12日=シャティン芝2000メートル)か香港ヴァーズ(同2400メートル)への参戦を予定している。

矢作調教師は同日、函館競馬場で「ちょっと(馬体を)すっきり見せるけど馬体重は十分にあるし、昨年の夏に比べると歩様が全然違って状態としてはすごくいい。(札幌記念まで)3週間あれば十分に仕上がるでしょう。当初は札幌に入厩することも考えたが、函館はウッドがあるし環境を優先してこちらへ。水か木曜(4、5日)には時計を出して、レースの一週前に川田が乗って本馬場(芝コース)でしっかり追う予定。アメリカはフィーリー&メアターフが本線だけど、ターフ(GⅠ、同日の芝2400メートル)の可能性もある。その前に現地で前哨戦を挟むかは未定です」と話した。

また、同厩で同じく札幌記念への参戦を予定しているステイフーリッシュ(牡6)は、レースの前週に札幌競馬場入りして調整される。鞍上は坂井に決まった。

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