「TSUTAYA」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京都)蔦屋書店カンパニー」は8月2日、京急川崎駅前の商業施設「川崎DICE」5階にシェアオフィスとラウンジ機能を備えた「シェアラウンジ」をオープンする。
1階にあった店舗を移して働き、くつろげる「TSUTAYA BOOKSTORE 川崎駅前店」(約2200平方メートル)として一新。書籍17万冊や文具雑貨を扱い、その一角に全国最大規模となる350平方メートルのシェアラウンジ117席(1人席含む)を備えた。
Wi─Fiを整備し、フリードリンクやナッツ類、自由に読める書籍や漫画を配置した。利用料は1時間1100円からで、アルコールを注文できるプランも用意している。
同社はイベントや地域住民のワークショップ、市との連携事業にも取り組みたいとしており、神奈川県内の開設は湘南T─SITE(藤沢市)に次ぐ2店舗目。
蔦屋書店カンパニー広報室の担当者は「ドロップイン(一時利用)サービスとしてカフェ、仕事、イベントなどに使える複合型の空間を目指す」と話している。