【関越S】サトノウィザードの鞍上・福永が宮田師に〝笑撃プレッシャー〟

福永が素質を高く評価したサトノウィザード

1日の新潟メイン・関越S(3歳上オープン、芝外1800メートル)は、2番人気サトノウィザード(牡5・宮田)が豪快な末脚を繰り出し転厩初戦Vを宮田調教師にプレゼントした。

レースは5ハロン通過60秒4とやや緩めの展開。先行勢がラスト3ハロン33秒台後半で粘るところ、後方2番手からただ一頭、馬場の外めから脚を伸ばして快勝劇を決めた。

この日、3勝目のゴールとなった福永は「反応が良過ぎて早めに先頭に立つ格好になってしまったが、以前よりもモタれる面を見せずに走力を発揮できた。今回の感じなら左回りでも大丈夫。重賞を狙えるポテンシャルもあるので今後が楽しみ」と宮田師にエールを送った。

これに応じたトレーナーは「ジョッキーに重賞級とプレッシャーをかけられた中で勝てて良かった。脚元に難しい面があるので今後はその状態と相談しながらになります」。結果を出せて安堵していた。

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