阪神・藤浪 及川らとローテ争い「結果残さなければ」3日オリックス戦先発

藤浪晋太郎

阪神・藤浪晋太郎投手(27)が2日に甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。先発ローテ返り咲きへ強い意欲を表明した。

後半戦以降は、アルカンタラを中継ぎとして起用することを構想中の矢野阪神。先発ローテの「イス」が一つ空いただけに藤浪も鼻息を荒くする。先発登板予定のエキシビションマッチ・オリックス戦(3日、京セラドーム)へむけ「アピールするしかないですし、藤浪を使いたいなと思ってもらえるような投球をできたらなと思っています」と語る。

前回登板のエキシビションマッチ・ロッテ戦(7月27日、甲子園)では4回を投げ3安打2失点。安定感のある投球をできたが、競争相手の及川(同31日西武戦、5回1失点)、二保(同29日ロッテ戦、6回3失点)もしっかりと結果を残しているだけに、立ち位置は微妙だ。「前回も投げている感じは良かったですが、やっぱり結果を出さないといけない立場。まっすぐはもちろんですが、前回のように変化球でもカウントを取れるようにしっかり投げていきたい。ブルペンでも変化球や緩い球を多く投げている。対打者、試合でどれだけ精度良く投げられるかが課題になってくる」(藤浪)。

後半戦再開は13日の広島戦(京セラドーム)。残り少ない登板機会でしっかりとした結果を残し、首脳陣にアピールしたいところだ。

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