【東京五輪】当て逃げ疑惑に野外宴会…大会スタッフが〝やらかし〟連発で炎上

沈みゆく五輪

まだまだトラブルは収まりそうもない。東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは大会関係車両が首都高で“当て逃げ”事故を起こしたという一部報道について言及。報道によると、1日午後6時ごろ、首都高で五輪ボランティア男性が運転する大会関係車両がトラック2台にぶつかる事故を起こし、現場を立ち去ったとされる。

これについて、高谷氏は「逃げているような状態は一切ありません」と否定した上で「すでに警察の調査が始まっている。当て逃げという表現について、最終的にどう表現するかは調査を終えたところでお伝えしたい」と話した。事故の事実関係については「組織委としても認知している」とした上で「複数の車両に接触したことによる物損。(ぶつけられた側の)運転していた方が軽傷を訴えている。現在、警察においても事故調査中。詳細が分かってから組織委として対応する」と説明した。

また、五輪の選手村で発生した路上飲み騒動は海外でも大きな波紋を呼んでいる。選手村内で大会関係者による大人数での路上飲みが7月30日夜から31日未明にかけて行われ、通報を受けた警察官が駆け付けるトラブルが発生。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は1日に「選手団員が村内の公園で飲酒していたことを把握した。現在調査中で適切に対応したい」と語ったが、今大会では新型コロナウイルス感染対策から公の場での飲酒や大人数で集まることは禁じられており、世界各国のメディアでもルール破りが大々的に報じられている。

日本では全国各地で路上飲みの自粛が呼びかけられているが、東京五輪の選手たちによる野外パーティー開催に批判が高まりそうだ。

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