〈動画あり〉「うみがたり」のマゼランペンギン 今年生まれひな5羽、グループ名募集

 上越市立水族博物館「うみがたり」(同市五智2)は、今年生まれたマゼランペンギンのひなのグループ名を募集している。

 ひなのグループ名募集は3年目。1年目は「うみりんず」、2年目は「かたりんず」がそれぞれ来館者の応募から選ばれた。

 今年のひなは5月下旬から6月中旬にかけてふ化。今冬に全国で鳥インフルエンザが発生し、バックヤードで飼育していた影響で、例年より1カ月ほど遅い繁殖となった。

今年生まれたひなの1匹(左)。最初の換羽前で、顔の羽毛はまだ白い。この個体は泳ぐこと、潜ることが大好き

 8月2日の時点で5羽のひなが育っており、うち2羽はマゼランペンギンミュージアムで成鳥と一緒に暮らしている。1羽は泳ぐのが大好きで、もう1羽は巣の近くでのんびりしている姿がよく見られる。いずれも最初の換羽前で、顔が白いのが見分けるポイントとなる。残る3羽はバックヤードで飼育中。

 同館広報の村上真衣さんは「ペンギンのひなたちが元気に育ち、私たちに勇気を与えてくれる。すてきな名前が付くことを楽しみにしています」と話している。

 グループ名募集はマゼランペンギンミュージアム前に設置された応募用紙と投票箱で受け付けている。22日まで募集し、9月12日に発表する。

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