【東京五輪】選手村での飲酒騒ぎ 現在は問題なし「措置が必要な状況はない」

東京五輪の選手村

東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは3日、東京・晴海の選手村での飲酒問題について言及した。

7月30日から31日にかけて複数の選手、選手団員が村内の公園等で飲酒するなどして騒いでいる様子が確認され、関係者が警視庁月島署へ通報する事態が発生。高谷氏は「騒ぎを主導したNOC(各国・地域オリンピック委員会)が分かった」とし、注意喚起を実施。その上で1つのNOCからは謝罪文が寄せられたと明かした。

また、一部では選手村内で連日野外パーティーが開催されているとの一部報道もあるが「翌日以降も集まりはあったが、大声で飲酒するなど、措置が必要な状況はなかったと認識している」との見解を示した。

とはいえ、あるオリンピアンは、以前の大会で「選手村の階をまたいで『一緒に飲みましょう』みたいな話とかもあった」とも話しており、今後も同様の事案が起きる可能性は十分にありそうだ。

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