東西強豪対決だ。第103回全国高校野球選手権記念大会(9日から17日間、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が3日、オンライン形式で行われ、大阪桐蔭(大阪)は第5日第1試合で東海大菅生(西東京)との激突が決まった。大阪桐蔭の池田主将は「(相手は)投打ともにレベルが高い。負けないようにいい準備をしたい」と気合を入れた。大阪大会は準決勝を延長14回の末に激勝、決勝も9回サヨナラ勝利。激戦区を勝ち切ってきたことで池田は「粘り強くやることを春からやってきて大阪大会で出せた。それを甲子園でも出したい。初戦を必ず勝って勢いをつけて日本一を取れるようにしたい」と力を込めた。
西東京大会を前日2日に制したばかりの東海大菅生の栄主将は「(相手は)すごくいい選手が集まっているけど、足を使って自分たちの野球をやりたい。勝ちにこだわっていきたい」と決意を話した。選抜大会では大阪桐蔭がまさかの初戦敗退、東海大菅生は8強止まりだっただけにともにリベンジに燃えている。