【ボクシング】金メダル入江聖奈が〝引退報道〟に言及「誤解を招くような発言、申し訳ございません」

自身の〝引退〟についてコメントした入江聖奈

東京五輪のボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(20=日体大)が引退報道に言及した。

3日の決勝でネスティ・ペテシオ(フィリピン)を5―0の判定で破り、日本選手では1964年東京五輪男子バンタム級・桜井孝雄、2012年ロンドン五輪男子ミドル級・村田諒太に続く3人目、女子では史上初の快挙を達成。今後の活躍が大いに期待されるところだったが、本人は試合後に「大学いっぱいでボクシングはやめるつもり」と語った。現在は大学3年とあって、まだ先の話だが、各メディアで「引退表明」と報道されたため、その言葉だけが独り歩きしてネット上では東京五輪で引退と誤解される事態となった。

これを受けて入江は自身のSNSを更新し「『引退』は今すぐではなく大学4年生の全日本選手権が終わったら、の話です まだ1年と3ヶ月ぐらいはボクシングを頑張ります 誤解を招くような発言、申し訳ございません」とコメントを出して火消しを図った。

日本ボクシング界に残る偉業を果たした女王のまさかの発言だっただけに、与えた衝撃も大きなものとなったようだ。

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