台風9号発生 週末にかけて東よりに進む予想 今後の進路に注意を

 4日(水)午前9時、南シナ海で台風9号が発生した。台風の中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約15キロの速さで東北東に進んでいる。

 台風は今後も東よりに進み、6日(金)から7日(土)にかけて、台湾海峡から東シナ海へ進む見込み。その後は予報円が広く進路が定まっていないが、8日(日)から9日(月)にかけてさらに東進し、西日本へ近付く可能性があるため注意が必要だ。

 なお、沖縄の南には別の熱帯低気圧があり、こちらも24時間以内に台風に変わる予想で、沖縄の天気に大きく影響する可能性がある。
 その後、7日(土)には奄美に、8日(日)から9日(月)にかけては、西・東日本に接近する予想で、きょう午前9時に発生した台風9号よりも先に、各地で影響が出ることが考えられる。こちらの熱帯低気圧の動向にも注意が必要だ。

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